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『ゴジラ ボクセルウォーズ』を先行プレイレビュー!『ゴジラ』の怪獣たちが大活躍するお手軽本格ストラテジー!
PC
2023年11月1日 発売中
レビュー
総合点
カジュアル
ゲーマー

『ゴジラ ボクセルウォーズ』を先行プレイレビュー!『ゴジラ』の怪獣たちが大活躍するお手軽本格ストラテジー!

最終更新 :
Godzilla Voxel Wars

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Godzilla Voxel Wars

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『ゴジラ』の怪獣たちが大活躍する頭脳派ゲームが登場!【PR】

国産怪獣映画の代名詞として名を馳せ、生誕から70年以上が経った今なお圧倒的な人気を誇る『ゴジラ』シリーズ。その大きな魅力といえば、やはり大迫力の怪獣たちだろう。

タイトルを飾るゴジラはもちろん、ライバル怪獣として圧倒的な存在感を放つキングギドラ、そしてゴジラと並び三大怪獣と称されるモスララドンなど、彼らの活躍に魅了された方は少なくないはずだ。

タイトル

そんな『ゴジラ』の怪獣たちを存分に活躍させることができるのが、TOHO GamesよりPCで発売の『ゴジラ ボクセルウォーズ(以下『ゴジボク』)』。『ゴジラ』のゲームと聞くとアクションを想像する方も多いかもしれないが、なんと今作は本格的な作りのターン制ストラテジーとなっている。

今回GameWithでは、今作の先行プレイをさせて頂く機会を得ることができた。この記事では実際に遊んだ感想を交えながら『ゴジボク』の魅力を解説していくので、参考にして頂ければ幸いだ。

※東宝からSteamキーの提供を受けてプレイしています。

▲今作のリリース日告知映像。

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目次

Godzilla Voxel Wars

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キノコ怪獣から地球を守れ!シンプルでわかりやすく、そして手応え抜群のバトル

ゴジラ

▲ ボクセル調にデフォルメされたゴジラは、なんだか愛らしい。

『ボクセルウォーズ』を名乗るだけあり、今作のグラフィックは親しみやすいボクセルアートで表現されているのが特徴。

プレイヤーはそんなデフォルメされたゴジラたち怪獣を操り、敵対勢力であるキノコ怪獣『マッシュ』の軍勢を撃退していくこととなる。

「怪獣同士が協力し共通の敵と戦う」という括りでは、映画「怪獣大戦争」のようなものをイメージしてもらえると伝わりやすいかもしれない。

▲操作やシステムはとても簡単なので、すぐに慣れることができるはず。

そんな今作だがプレイヤーのすることは単純明快で、怪獣をクリックして配置したい場所へ移動させ、技を使用するのみ(行動は各怪獣ごとに1ターン1回)。指定ターン以内に敵を全滅させれば勝ち、ゴジラが倒されたり防衛対象が一定以上破壊されたら負けだ。

非常にシンプルなシステムのため、ストラテジー慣れしている方はもちろん、同ジャンルに馴染みが薄いような方であってもすんなりと遊び方を掴むことができるのではないだろうか。

評価

▲目標を全て達成してクリアすれば最高評価に。難易度は高いが、得られた時の喜びはピカイチ。

だからと言ってまったく手ぬるい難易度ではなく、歯ごたえは十分。特にターン数を短くし高評価クリアを狙う場合は、詰将棋のように限られた手数で敵に対応する方法を模索していくこととなる。

怪獣たちの能力を活かし、爽快にステージを攻略せよ!そして、時には敵すらも…!?

衝突

▲衝突は便利だが、防衛対象の建物に敵をぶつけてしまわないように注意。

では、実際の所どのように大量の敵へと対処していくのか?そのカギとなるのが怪獣たちの固有の能力

例えば主役であるゴジラの場合は、「隣接する敵に2ダメージを与え、1マス吹き飛ばす」能力を持っている。一気に2もダメージを与えられるだけでも十分にありがたいのだが、重要なのが後半の「1マス吹き飛ばす」部分。

▲位置関係は効率よく敵を倒す上で超重要なので、じっくり考えて行動しよう。

1手1手が重要となる『ゴジボク』においては、たった1マスの移動でもバカにならない。
さらに吹き飛ばされた怪獣が何かにぶつかった場合、対象とぶつけられた相手に追加でダメージが発生するのだ。

これを駆使し、上手くゴジラを行動させれば単独で2体以上の敵を処理することが可能。このように、ユニットの位置関係とそれぞれの怪獣の能力を把握し活用していくことが、勝利への最大の近道となる。

キングギドラ

▲コストは重いが、広範囲への攻撃による圧倒的な破壊力がウリのキングギドラ。非常に頼もしい存在だ。

メインモードで登場する怪獣たちは15種類以上。ラドンやアンギラス、モスラといったお馴染みの面々のほか、原作ではゴジラと共闘したことがないキングギドラやメカゴジラまでもがゴジラと共に戦ってくれる。

いずれもマッシュたちに対抗する上で非常に心強い能力を持っており、攻略の上でなくてはならない存在。『ゴジラ』に馴染みが薄い人であっても、使っている内についつい愛着が沸いてしまうのではないだろうか?

Gパワー

▲怪獣を召喚するには、対応した色のGパワーが必要。無制限に使えるものではないので、召喚のタイミングはよく考えよう。

なお怪獣は初期配置のものだけでなく、ステージ内で建物を破壊して入手できる「Gパワー」を使っての召喚も可能。ただし既に場にいる怪獣の隣にしか呼べない為注意が必要だ。

「いつエネルギーを獲得するか」「追加怪獣をいかに呼びたい位置に召喚するか」の駆け引きもまた、今作の熱い要素の一つとなっている。

▲味方だけではなく、敵の特性を覚えることも大切。

そして、時には味方だけでなく、敵を利用することも重要だ。

今作では敵の発生地点にユニットがいる場合、1ダメージと引き換えに出現を阻止できる仕組みがあるのだが、それは敵のユニット同士でも例外ではない。

そのため、上手く敵の位置を調整すれば沸き潰しを行いつつ他の敵にもダメージを与えられ、一石二鳥となることも。

▲敵の攻撃を利用して打開できたときは、とても気分がイイ。

ほかにも範囲攻撃をするユニットの場合、上手く誘導することで大量の敵を巻き込んで撃破できることも。

こういった諸要素を活用し答えに辿り着けたときの気持ち良さは、思わず「よっしゃー!」と叫んでしまうほど抜群で、この爽快感こそが今作最大の魅力であると筆者は思う。

充実のサポート要素で、初心者も安心

ヒント

▲筆者がヒントを使い難しいステージをゴリ押した様子。貯めたチケットを難関で一気に使うのも戦法…のはず。多分。

ここまでの内容で、「ストラテジー経験が薄くても遊びやすいと言った割に、ハードルを上げすぎでは…?」と感じた方もいるかもしれない。しかし、安心してほしい。

『ゴジボク』にはヒントチケットというアイテムを使うことで、使用枚数に応じてヒントとなる盤面を自動的に作り上げてくれるお助けシステムがある。

ヒントチケット

▲15枚あるとはいえ、調子に乗って使うとすぐなくなってしまう。筆者としては躓くまで温存することをおすすめしたい。

チケットは初期から15枚所持しており、更に各ステージの高評価クリアで入手が可能。全ステージとは言わずとも「苦手なステージで急に詰んでしまう」ことは十分に防止できるはず。実際、筆者も何度かお世話になった。

▲気軽に戻って色々な戦術を試せるのは、非常にありがたい。

そのほか、制限のない「一手戻る」機能も搭載されており、ステージ中いつでも好きな進度に戻ってやり直すことができる

もしかすると賛否のある要素かもしれないが、筆者としてはいちいち再プレイする手間なく様々な動きを試せることは非常にありがたく感じられた。

このようにサポート要素も充実しており、また最高評価を目指さなければ、攻略の難易度はグッと下がるはず。少なくとも筆者のプレイした中盤までにおいては、ストラテジーがさほど得意でなくても遊びやすい作品なのではないだろうか。

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ステージ数200以上の大ボリュームで、やりこみ派も満足!

ステージ

▲バリエーションも実に豊か。中には、敵を出現させることなく封殺することが求められるようなステージも。

今作のステージ数は実に200種類以上とのこと。筆者の遊んだ部分においてはいずれのステージも丁寧に作られており、この水準の問題がまだまだ沢山遊べるのであれば十分すぎるほどのボリュームだ。

なおプレイ範囲の多くは「新しいギミックや怪獣の登場時にまず簡単なステージを解かせる→徐々に難しい問題へ移行」という流れが徹底されており、段階を踏んで追加要素に慣れていける仕組みとなっていたのも好印象だった。

裏ステージ

▲裏ステージでは雰囲気もガラリと変わり、手強い戦いを予想させる。

また通常のステージのみでなく、高難度を謳う裏ステージも存在。

筆者も少しだけ触ってみたがこちらはかなり難易度が高く、表ステージでは物足りない人へ向けた挑戦状と呼ぶにふさわしい内容になっているように感じられた。

ウデに自信のある人は、ぜひともこちらにも挑戦して頂きたいところだ。

発想次第で可能性は無限!オリジナルステージが作れるエディットモード!

エディット

▲エディットでは、好きな敵や建物、味方怪獣を自由自在に配置可能。自分だけのステージを作ろう。

そして、『ゴジボク』の大きな目玉要素となるであろう遊びがエディットモード。ここではストーリーで出会った怪獣や敵、建物を好きに使い、オリジナルのステージを作成することが可能

好きな怪獣が活躍するステージを作るのはもちろん、発想次第では原作の名シーンを再現するようなこともできるかもしれない。

ステージ製作が大好きな筆者はついついこちらに夢中になり、かなりの時間を溶かしてしまった本当はもっとストーリーを進める予定だったのだが…。

ランキング

▲ランキングには様々なプレイヤーのステージが公開される。発売後の賑わいが待ち遠しいところ。

なお、製品版では作ったものをオンラインで公開し、他のプレイヤーに遊んでもらうこともできるようだ。

プレイされた数によってランキング付けもされるとのことなので、ぜひ自慢のステージを公開してみよう。

謎が深まるオリジナルストーリーに、没入感を高める音楽

ストーリー

▲OPでは主人公がフィギュアのゴジラたちで遊んでいる様子が描かれる。実際に欲しいかも…。

最後に、今作のストーリーやサウンド面についても触れておきたい。

シナリオは完全オリジナルのもので、「主人公がゴジラのボードゲームを遊ぶ」ような形で表現される。だがその全貌は謎に満ちており、ステージの中に落ちている「調査書」を拾ったり、ゲームを進めることでストーリーの内容が明かされていく形だ。

主人公は何者なのか、ゴジラたちは一体どのようにストーリーへと関わってくるのか…。ぜひ物語を進め、今作にまつわる多くの謎を解き明かしてほしい

ボス戦

▲ここでは伝えることができないが、筆者のお気に入りはボス戦の曲。特に裏面では緊張感がすごい。

そして音楽を担当したのは、『リズム天国』や『大合奏!バンドブラザーズDX』、直近では『OU』などの人気作にも携わったことで知られる椎葉大翼さん。

おなじみの「ゴジラのテーマ」の編曲を始め、ゲームを否応なく盛り上げてくれる壮大なサウンドは彼が手掛けたもののようだ。

筆者が遊んだ範囲内だけでもBGMはいずれも良曲揃いで、サントラが欲しいとまで感じたほど。手ごわいステージで頭を悩ませるのみでなく、時にはじっくりと音楽鑑賞に浸るのも良いかもしれない。

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まとめ

画像

ここまで実プレイの感想を交えつつ『ゴジボク』の魅力について紹介してきたが、いかがだっただろうか。

ゴジラに登場する数々の怪獣たちの個性を活かしつつ頭脳派の戦略ゲームへと落とし込んだ今作は、『ゴジラ』好きなゲーマーはもちろん、『ゴジラ』にあまり馴染みのない人であっても十分に楽しめるだけのおもしろさを秘めた作品に仕上がっていた。

また、難易度こそ高いものの1つずつのステージは短く、「暇な時間にちょっとだけ遊ぶ」というようなスタイルが取りやすいのも嬉しいところ。昨今は大作ゲームの発売が続いているが、その合間に休憩として『ゴジボク』を遊ぶ…。というのも、中々オツなものかもしれない。

シンプルだが手強い本格派ストラテジー『ゴジラ ボクセルウォーズ』は、Steamで発売中だ。

Godzilla Voxel Wars

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基本情報

発売日

2023年11月1日

会社

TOHO Games

ジャンル ストラテジー
対応ハード PC
タグ
価格
PC : 2,000円(税抜)
最大プレイ人数
1人
Godzilla Voxel Wars

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GameWith編集者情報

でふらぐのプロフィール
でふらぐ
幼い頃に触れた「トルネコの大冒険」によってゲームに目覚め、人生が一変。
青春をゲームに捧げ、様々なタイトルより多大な影響を受けながら学生時代を過ごす。
その後、「一人でも多く、刺さる人の元へそのゲームを届けたい」という思いからライターを志望。
雑食ゲーマーだが、中でも世界観の作り込みが深いタイトル、中毒性の高いローグライクを好み、特に任天堂・フロム作品や「風来のシレン」「世界樹の迷宮」「Slay The Spire」「Hollow Knight」などが好き。

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